RC造と鉄骨造の違いとは?
2025/01/01
建築構造の種類にはRC造と鉄骨造があり、それぞれに異なる特徴を持ちます。
家を建てたり借りたりするうえで、両構造による造りの違いを把握しておかなければいけません。
今回は、RC造と鉄骨造の違いについて解説します。
RC造と鉄骨造の違い
構造の違い
RC造は、鉄筋コンクリート造と呼ばれる構造で、鉄筋造はS造と表現されています。
鉄筋の骨組みにコンクリートを流したRC造に対し、鉄筋造は柱や壁に鋼材を用いた構造です。
家賃の違い
鉄筋とコンクリートを組み合わせたRC造は、耐久性や防音性に優れているものの、家賃は高い傾向にあります。
一方鉄筋造は柱や壁に鉄筋を入れる構造で、施工時の手間がかからないため家賃は低い場合が多いです。
性能の違い
RC造はコンクリートと鉄筋を組み合わせているため、耐久性の高さが特徴と言えます。
また、コンクリートによって柱や壁を作っているため、気密性が高く防音性にも優れています。
鉄筋造も木造と比べて耐久性は高いものの、壁や柱に鋼材を使用する性質から、鋼材と比べて強度はやや落ちるでしょう。
柱や壁の構造には、すき間や空間ができやすいため、RC造と比べて音が響きやすい傾向もあります。
気密性の違い
RC造は壁や柱がコンクリートで作られており、気密性は非常に高いです。
また鉄筋造は構造にすき間や空間があるため、通気性の良さが特徴と言えるでしょう。
まとめ
RC造と鉄筋造は、構造や性能・気密性などさまざまな点において違いがあります。
構造の違いから、家賃もRC造の方が高い傾向にあるため、家を選ぶ際の基準にしましょう。
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